七中の生き物

松原市立松原第七中学校
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6月の植物

次のリストは、1999年の5月から6月にかけて、 校内の草本を撮影したものです。

ヒメジョオン(キク科)

七中の運動場周辺や自転車置き場、中庭などに見られる。 ヒメジョオンは、校庭や河原や道ばたのどこにでも見つけることができます。しかも、白い花は春から秋まで咲いています。ハナムグリやモウシロチョウ、少し山手に入るとスジグロシロチョウが、その花を訪れています。今でこそ、どこにでも生えていますが、江戸時代にはありませんでした。ヒメジョオンは、もともと北アメリカに生えていた植物だからです。日本に入って来たのは、明治維新のころだそうです。このころに、日本にやってきた草花はけっこうあります。さて、どうしてかは歴史の本がヒントをくれるでしょう。そのヒントと後は、あなたの推理力で答えが出ると思います。  若い芽をゆでると、「お浸し」や「和え物(あえもの)」にして食べることができます。ヒメジョオンの若い芽は、花のついたヒメジョオンからは想像できない形や色をしています。この芽は、冬から春にかけて見つけることができますので、見つけてみてください。  ヒメジョオンの「ジョオン」とは何でしょう。「女苑(じょおん)」と書きます。この「女苑」の正体は、調べてみてください。

コマツヨイグサ(アカバナ科)

コマツヨイグサは、地面をはうように広がる背の低い植物です。北アメリカから明治の終わり頃入ってきたそうです。はでな色合いではないですが、私は、花屋さんの花の種がこぼれたのかなと思うほどきれいな植物だと思っています。2cmくらいのうす黄色いきれいな花をつけます。私が、はじめてこの植物を見たのは、1979年の5月でした。大和川の河原に数株ありました。それから、今ではアレチマツヨイグサとともにけっこうどこにでも見つけることができます。アレチマツヨイグサは道路沿いに多く、コマツヨイグサは学校の校庭のような場所に多く見られます。

ムラサキカタバミ(カタバミ科)

七中では、それほど多くないが自転車置き場の周辺にある。

ナズナ(アブラナ科)

校内の玄関前の植え込みや中庭の周辺に見られる。

タネツケバナ(アブラナ科)

中庭にかなり広がっている。 田んぼや少し湿ったところ育っています。花は小さいですが、よく見るとどこかで見たことがある花の形をしているはずです。種を見ると、ますます、「きっとあのなかまに違いない」と思うのではないでしょうか。タネツケバナは、アブラナ(ナノハナ)のなかまです。花は、アブラナと同じように4枚、種は細長い筒に入っています。ただ、アブラナと大きさくらべをすると、ずいぶん小さいのが違います。花の色も白いので違います。  アブラナを食べるように、タネツケバナも食べることができます。塩もみや漬け物にするのだそうです。アブラナは、「油菜(あぶらな)」のなまえのように、昔は油をとったのです。ずいぶん古くからナタネアブラとして利用されてきました。その油を何にどのようにしてつかったのでしょうか。調べると江戸時代やもっと昔の人々の生活が分かっておもしろいと思います。

シロツメグサ(マメ科)

運動場の周辺や中庭に見られる。 「白爪草(しろつめくさ)」か「白詰め草(しろつめくさ)」か、この「ツメクサ」はどんなところからついたなまえでしょうか。答えは「詰め草」です。江戸時代に日本は、オランダとの間に品物の輸入や輸出がありました。このときにガラス製品などの割れやすいものは、箱に入れて輸入したでしょう。そして、箱のなかでガタガタゆれて割れないように、何か詰めたでしょう。今だったら、発砲スチロールとかダンボールを詰めますが、江戸時代にはありません。このときに、シロツメグサが使われたそうです。「箱の中に詰めた(つめた)草」と言うことです。それでは、どうして詰めものとして、シロツメグサが選ばれたのでしょう。いろいろと推理してみてください。  ところで、クローバーと言うのは、このシロツメグサのことです。4つ葉のクローバーをさがしたことは、ありませんか。私は、中之島の公園にあったシロツメグサにたくさん4つ葉があった覚えがあります。どうしてなのかは、今だになぞのままです。  似ているなかま:アカツメグサ

ヒエガエリ(イネ科)

中庭や運動場周辺の排水路に見られる。 田んぼや溝などの湿ったところに生えます。背たけは、せいぜい50cmくらいです。  ヒエという植物があります。ヒエは、イネより気温が低くても雨が降らなくても育つので、古くから日本で栽培されていた穀物です。ヒエガエリとは、「ヒエが変わった、化けた」と言う意味だそうです。北海道をのぞく日本、中国大陸、南アジアさらには、アフリカにまで広がっているそうです。他のイネ科とどうように家畜(ウシ)のえさにはなります。  夏休み前までは、穂を付けてどこにでも見られます。それ以後は、穂の時期が終わるので、見られなくなります。

ナギナタガヤ(イネ科)

自転車置き場の周辺に見られる。 ナギナタガヤがあるようすは、地面に生えた毛のようなようすです。たいてい群になって生えています。その上に細くて柔らかそうな葉や茎、とれに穂が、斜めになってそよそよと風になびいている感じでだからです。  ふるさとは、ヨーロッパや西アジアだそうです。日本には、明治時代にはあったようです。ナギナタガヤの「カヤ」は、「茅(かや)」のことです。茅とは、「茅葺き屋根」のかやです。ススキやナギナタガヤのような細長いイネのなかまをこう呼びます。また、イネ科の植物の多くは、ウシやウマのえさ(牧草)になります。その結果、海外から日本に入ってきたものがたくさんあります。

ネズミムギ(イネ科)

運動場や自転車置き場、玄関前の植え込みはもちろん、中庭にも見られる。 動物のネズミとは、関係がないと思います。「ネズミ」とか「イヌ」とか「カラス」などは、植物のなまえによく使われるからです。「どこにでもある」ということで、そんな動物のなまえを使っているのでしょう。その内「小さい」のを「ネズミ」大きいのを「イヌ」としています。たとえば、「ネズミムギ」と「イヌムギ」や「スズメガヤ」と「カラスムギ」などです。他にどんな例があるか調べてみましょう。  ネズミムギは、「イタリアンライグラス」という英名があります。イタリアのライグラスのことですから、イタリアのあたりでたくさん見られたということでしょう。ウシやウマなどの餌(牧草)として利用される草だそうです。日本には明治時代には入っていたようです。それが、今ではどこにでも見られる草のひとつになっています。よく似た種類に、ホソムギやドクムギがあります。ドクムギは、大和川の土手で見たことがありますが、そんなに広がっていないように思います。   よく似たなかま:ホソムギ、ドクムギ

チチコグサモドキ(キク科)

七中では中庭で見られる。このなまえもずいぶん長くてかわっています。まず、チチコグサというなかまがあります。この草は、茎の先に花のかたまりがつきます。次に、チチコグサモドキがすっと立った感じのタチチチコグサがあるわけです。チチコグサモドキとタチチチコグサは、兄弟姉妹のようなものです。花をよく観察すると、形や毛のつきぐあいが違います。  最近は、ウラジロチチコグサと言って、葉の裏がずいぶん白いなかまが増えたようなきがします。チチコグサモドキは、熱帯アメリカから入って来たのではないかと言われています。昭和のはじめには、いつの間にか日本に入っていたようです。  似ているなかま:チチコグサ、チチコグサモドキ


次のリストは、2000年6月1日に撮影したものです。場所は、中庭です。


 
アレチノギク(キク科)

七中の運動場周辺や自転車置き場、中庭などに見られる。

ウラジロチチコグサ(キク科)

中庭にたくさん見られる。葉の裏が白いのので「ウラジロ」と名付けられている。

アメリカフウロ(フウロソウ科)

北アメリカから入ってきた植物。今では、どこでもふつうに見られます。花は1cmたらずで小さいが、ピンク色のはなびらが5つあってきれいです。薬草で有名なゲンノショウコのなかまです。花の色や形は、そう言えばよく似ています。 ただし、アメリカフウロが薬になるかどうかは聞いたことはありません。葉は、実ができるころに赤く色づきます。 似ているなかま:オランダフウロ

ホウコグサ(キク科)

ハハコグサとも言う。春の七草の「オギョウ」はこの植物のことである。

クサイ(イグサ科)

クサイはイグサ科のなかまです。イグサは「イ」とも言うので、「草イ」と名付けられたのでしょう。それにしても「イ」とは、何と短い名前でしょう。鳥に「ウ」があります。他に1文字のなまえはあるでしょうか。  クサイは、せいぜい20〜30cmほどの高さですので、イグサのように「たたみ」に使うことはできません。でも、たたみの模型は作れるかも知れません。そうすると、イグサからたたみをどのようにして作っているか知りたくなります。  最近イグサが、二酸化窒素をたいへんよく吸収するという記事を見ました。二酸化窒素は、自動車の排気ガスに含まれます。そうすると、畳の間で生活することは、二酸化窒素が少ない環境に住むことになります。

ヒルガオ(ヒルガオ科)

アサガオは朝に花を開くのに対して、ヒルガオは昼間花が咲く。

ゼニアオイ(アオイ科)

ゼニアオイのなかまは、ヨーロッパ周辺がふるさとです。すでに江戸時代から観賞用にされていたそうですから、その種がかってに広がって野生化したものがあったでしょう。ゼニバアオイもいつのまにか、日本で見られるようになり、今では、そうめずらしくはありません。  ゼニバアオイは、アオイ科の植物のなかまです。このアオイ科のなかまを紹介しましょう。たとえば、ハイビスカスです。大きな赤い花は、いかにも熱帯のイメージです。沖縄には、たくさん植えられています。次に、オクラです。市場に行けば、オクラの実がやさいのコーナーにあります。オクラの花は、どんなでしょうか。けっこう、育ちやすい植物ですので、オクラの種をまいて育ててみましょう。最後に、ワタです。どんな花が咲くのでしょう。そして、ふとんや脱脂綿などのワタ(綿)は、ワタのどこにできるのでしょう。こちらのほうも育ててみたいですね。

ツボミオオバコ(オオバコ科)

オオバコのなかまで、外国から入ってきた。

シマスズメノヒエ(イネ科)

すっとのびた細い茎の先の方に細長い穂が2、3本ついている。その穂をよく観察してみてください。3、4mmの平たい実がついています。その実のまわりに細い毛があるのが特徴です。  スズメノヒエと言うもともと日本にあるなかまがあります。私は、昔、このスズメニヒエを山里の地道に生えているのを見たことがあります。こちらの方は、実に毛がありません。町の周辺の空き地や、校庭や道ばたに育っているのは、たいていシマスズメノヒエです。  もともと南アメリカに生えていたそうです。南アメリカの中でも、アルゼンチンやウルグアイあたりがふるさとなのだそうです。さて、みなさんは、この植物のふるさとから、シマスズメノヒエが育っている風景がどのように想像できるでしょうか。 似ているなかま:スズメノヒエ、キシュウスズメノヒエ、アメリカスズメノヒエ

ワルナスビ(ナス科)

イヌホオズキなどよく似たなかまがあるが、ワルナスビにはトゲがある。

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