〜松原の地場産業〜

真珠核コース



三宅真珠核工業の磯野さん
真珠核とは、淡水貝を球状に加工したもので、

真珠の素になります。それらを真珠の産地であ

る伊勢・四国・九州に運ばれ、アコヤ貝の中に

入れて、2〜3年の間海中に入れておくと、光り

輝く真珠ができるのです。


 日本で使われる真珠核の3分の1以上が、

松原市で作られているそうです。
 
<真珠核のできるまで>
 真珠核の原料となるのは、主にアメリカ産の
ミシシッピー川でとれるドブ貝という、殻の分厚
い貝です。船で神戸港に運ばれた後、工場で
一番分厚いところを切り出して、細長い形にそ
ろえて切り、5oくらいのさいころの形にします。
それを研磨機で角が取れるまで何度もころが
し、その後、きれいな球になるように磨きます。
こうして出来た真珠核をアコヤ貝の中に入れ
て、2〜3年海で養殖すると美しい真珠ができ
あがります。
 機械化もされていますが、手作業の部分も
多く、1トンの貝殻からできる真珠核はわずか
20sほどで、廃棄となる貝を引き取ってもらう
にも年間150万円以上もかかります。また、
できあがった真珠核も傷や色が入っていない
か一つ一つ検査をし、最終的に真珠核として
使えるものは100個作ったうちの1つか2つく
らいです。きれいで、光り輝く真珠を作るため
には、このように根気と集中力のいる仕事が
大切なのです。
聞き取りをして下さった磯野さんが、「年々
海が汚染され、真珠の養殖が難しくなっている。
君たちの家から出る家
庭排水がその原因だ。
ぜひ一人一人が注意をして、きれいな海を守っ
てほしい。」と言われたことが、とても
印象に残
りました。

みんなの感想
・真珠核って「全然光っていない玉」って思って
いたので、見学していてびっくりしました。みん
なきれいに光っていたから、このままでも真珠
に見えるなと思いました。 
 質問とかしているときに、磯野さんが貝の名
称を教えてくれたときにおもしろい名前だなぁと
思いました。一番心に残った名称は「ウォッシュ
ボード」です。作った真珠核を捨てるときお金が
かかると話されたとき、びっくりしました。捨てる
んやったら欲しいなぁと思いました。真珠核の使
えないやつをもらったとき、うれしかったです。ピ
ンクの真珠核、きれいやなぁと思っていたら、白
色しか使えないと言ったのでもったいないと思い
ました。
・前から、真珠はどうして小さいのにすごく高い
のかなと思ったけど、磯野さんの工場に行って
どうして真珠が高いのかがわかった気がする。
 工場に行ったら、大きな貝がいっぱいあったの
でびっくりした。貝を細く切ったら、大きさじゃなく
て厚さも太いってことがすごく印象に残った。貝
の名前がいっぱいあるって事がわかって、誰が
名前つけたのかがすごく気になった。
 真珠の色を見るのは、宝くじみたいだと思った。
失敗だったらハズレ、成功したらアタリ、一番よ
さそうだったら一等の一億五千万円やと思う。
工場に行って楽しかったし、良かった。