【わたしも童話作家?!】コース
  
(国語科における選択履修)

1998年2月25日情報教育研究授業『私も絵本作家』

いらっしゃいませ。

紹介するほどの内容ではないのですが、

ご参考にでもなれば幸いです。

あしからず・・・。
             (国語科教諭:諸角)

< 目 標 >

  1. 考え・思いを表現する場所と、余裕と、自由を保障する。
  2. 子どもたちが「表現する楽しさ」を体感し、ほかの場面でも自信を持って「表現し
    ようとする姿勢」を身につける。
  3. 国語的観点から「文章力」、美術的観点から「描画・彩色の技能」を向上せる。

< 準 備 物 >

  • サンプルとなる童話(校内図書室・地域の図書館・小学校・各家庭などから)
  • CDプレーヤー(童話朗読鑑賞のため)
  • 筋書き用の用紙(絵の部分と文章の部分が併記されているもの)
  • パソコン(Windows95付属のペイントソフト)
  • カラープリンター

< 全 体 計 画 >

時間    授  業  内  容   場  所
1時 選択コースの紹介(このコースでは、どんなことをするのか、これからの見通し) 教 室
2時 いろいろな童話に触れる。
よかったものは、これからの参考にするために記録しておく。
図書室
3時 1つの童話を読み聞かせ、それを題材に童話を作るためのポイントを学習する。 教 室
4時 「4コママンガ」から起承転結について学び、400字程度で終了する話を作る。 教 室
5時 全員(16名)で1文ずつをつなげていき、1つのストーリーを完成させ、創作の喜び
・楽しさを体感する。
教 室
6〜8時 グループごとに、お互いにアイデアや意見を自由に交流させ、創作する。 教 室
9〜11時 コンピュータ(ノートパソコン)を使って、各自、絵に色を入れて作品を仕上げる。 教 室
12時 校区の小学校などに作品を置いてもらい、自分たちの作品意識を高める。 各小学校

< 生徒の様子>

 最初の実習(5時)は、教師が設定した登場人物(学習机のピョン)・場面(教室)
の中で、一人一人が自由に一文ずつをつなぎ合わせて作文するというものであった。
これに、子どもたちは予想以上にのって物語を創作する楽しさを味わった。このこと
が、以後の授業でも自ら進んで取り組もうとする素地となり、最後の授業まで楽しく
行えたように思う。

  【生徒の様子

『前から、絵本には興味がありました。でも、まさか自分で作れるなんて思
 ってもいませんでした。授業で、全員で文をつなげていって、「机のピョン」
 の話を作ったとき、これならわたしにもできるかも知れないと思いました。
 それからは、毎週毎週、この金曜日の5時間目が楽しみになりました。』
『最初は自信がなかったけど、グループの友達からいろいろとアドバイスを
 もらって、だんだん自分の話もできてきた。授業の間は本当に自由に会
 話ができて、お互いの話を出し合うのがとても楽しかった。これまでしゃ
 べったことのないことも話ができるようになって、うれしかった。』

< ま と め >

   子どもたちは、本当は表現することに飢えている。ただ、そんな場と時間がないの
  である。この点において、ゆとりを持って進めることを大切にした。時にはダラダラし
  たこともあったが、このスローペースのおかげで、ほとんどの子が「自分の作品」を
  出し合えた。互いに評価しあうこともできた。ただ、色の入力や、作品の最終的な仕
  上げは教師の手に委ねられることになってしまった。それは、この時点で子どもたち
  がさわることのできるコンピューターが個人持ちのノートパソコン1台しかなかったた
  めである。現在、新しくコンピューターが導入されたため、次に同じコースを企画した
  ときには、最後まで子どもたち自信の手で完成させてやりたい。



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